心の問題をなぜ体で整えるのか?

心の問題をうったえている人に「体を使って整えましょう」と言うと「はぁ??」と言われることもしばしばです。「心の問題=心理療法」というイメージが定着しているのでしょう。私自身、心の問題は心理療法以外の選択肢は無いとキネシオロジーを知るまで思っていました。しかし、何年も解決しなかった自分の問題がキネシオロジーであっさりと解決してしまったので、なぜ体で整えるのか専門用語などを使わずに私なりに説明してみたいと思います。
 

まずは、症状が起こるずっと前にさかのぼります。


心は、イメージと感情を紐づけたものとします。特に嫌なイメージはなく、感情も穏やかなので心は満たされています。

しかし、衝撃的なイメージや出来事に遭遇すると、感情は激しくなってしまいます。そして、心は傷ついてしまいます。

 

例えば、平和だと思っていた家の中で両親が夫婦喧嘩を始め父親が暴れ出したとします。そして、その強烈な出来事、そして沸き上がった感情を癒せずに心が傷ついてしまいます。

そうなると、傷ついた心を見ないようにしたり、これ以上傷つかないようにするために「~してはいけない」「~にならなければならない」といったフタをします。このフタは、自分の心を傷つけないようにしたり、嫌な感じを感じないようにするために必要な物です。

例えば、「ボクがおうちをまもらなくちゃいけない」というフタをしました。

そして、このフタをより強固なものにするために、いろいろな理由をつけてフタが開かないように圧力をかけます。そして、いろいろな理由をつけてがんばります。

ですが、理由をつけてがんばることが体に負担となって、症状として現れます。

 

心理療法では、話を聴いたり、態度、体の動きを観察しながら受容していきます。そして、徐々に問題の核に迫っていくのですが、心理的に抵抗が現れてきます。恐怖に耐えられなくてフタをしたのに自らフタを開けに行くようなものだからです。理由という圧力をフルにかけ抵抗をし始めます。何とかしたいのになんとかできない・・・。という状態です。進みたいのに進めない。クライアントとしては、この状態がとてもつらい・・・。
 
キネシオロジーのセッションでは、症状や抱えている問題をお伺いしながら問題の核となっている部分を体を使ってダイレクトに癒したり、湧き出た不安を整えていけるので、心理的抵抗を最小限に留めながら進めていくことができます。なので、体からのほうがスムーズに整えられたりするのです。